娘さんの晴れ舞台、ピアノの発表会が近づいてきましたね。おめでとうございます!
ドレスや靴の準備は万端でも、髪型のことになると…「私、本当に不器用だから…」と、少し憂鬱な気持ちになっていませんか?
娘さんからの「お友達みたいに、可愛くしてね!」というキラキラした目。
その期待に応えたい、最高の一日にしてあげたいと思うほど、嬉しい反面、すごいプレッシャーを感じてしまいますよね。そのお気持ち、痛いほどわかります。
でも、もう大丈夫。
この記事は、難しいヘアアレンジのテクニック集ではありません。
発表会当日を、ママと娘さん二人が最高の笑顔で迎えるための「お守りプラン」です。
この記事を最後まで読めば、発表会の「前日に何をすべきか」そして「当日の朝30分で何ができるか」がすべてわかります。もう不安になる必要はありません。一緒に楽しみながら、準備を始めましょう!
まずお伝えしたいこと:完璧なアレンジより、ママの笑顔が一番のプレゼントです
発表会の朝、一番よくある失敗は、慣れない編み込みのような難しい髪型に挑戦して、うまくいかずに親子でイライラしてしまうこと。ママは焦って、お子様は長時間じっとさせられて、せっかくのハレの日なのに、始まる前からぐったり…なんてことも。
主役は、完璧なヘアアレンジではありません。主役は、娘さん自身です。
そして、娘さんにとって一番の応援は、大好きなママがにこにこ笑顔で「いってらっしゃい!」と送り出してくれること。
ですから、私たちのゴールは「プロ級の髪型」ではなく、「娘が笑顔になる、可愛い髪型」です。
そう思うだけで、少し肩の力が抜けませんか?
発表会を成功に導く「お守りプラン」魔法は“当日”ではなく“前日”にあります
それでは、具体的な「お守りプラン」をご紹介します。
このプランの最大の秘訣は、「勝負は前日に決まっている」ということです。当日の朝に慌てないために、今からお伝えするリストをぜひ活用してください。
【前日やることリスト】
- 道具をすべて出しておく
当日の朝、「あれがない!」と探す時間ほど無駄なものはありません。ヘアゴム、ヘアピン、ブラシ、そして後述するスタイリング剤とヘアスプレーを、一箇所にまとめておきましょう。 - スタイリング剤(ヘアバーム)を用意する
お子様のサラサラの髪は、実はアレンジが難しい原因です。そこで前提条件として重要になるのが、髪を扱いやすくするヘアバームです。油分が少しあるバームを髪全体に薄く馴染ませるだけで、まとまりが良くなり、この後のくるりんぱが驚くほど作りやすくなります。ドラッグストアで手に入るもので十分です。 - 一度、時間を計って練習する
これが最も重要です。本番でやる髪型を、一度でいいので必ず練習してください。時間を計ることで、「意外と簡単!」「ここは時間がかかるな」と実感でき、当日の心の余裕が全く違います。
【当日朝の30分タイムライン】
00:00-05:00(5分) 準備と声かけ- テレビを消して、髪をとかしながら「今日はどんな風にしようか?」と優しく話しかけます。
05:00-10:00(5分) 下準備- 前日に用意したヘアバームを手のひらに伸ばし、髪全体に薄く馴染ませます。
10:00-25:00(15分) アレンジ実践- これからご紹介する「くるりんぱ」アレンジを、焦らずゆっくり行います。
25:00-30:00(5分) 仕上げ- リボンなどの髪飾りをつけ、仕上げにヘアスプレーでキープします。これでポニーテールのようなスタイルでも、お辞儀をしても崩れません。
覚える技はこれだけ!「くるりんぱ」完全マスター講座
お待たせしました!いよいよアレンジの実践です。
今回あなたにマスターしていただく技は、たった一つ。「くるりんぱ」だけです。
誰でも必ずできますよ。
【綺麗に見える「くるりんぱ」の3つのコツ】
- 結んだゴムを「指2本分」下にずらす
まず髪を結んだら、ゴムを少しだけ下に引き下げます。この「ゆるみ」が、髪を通すスペースになります。ゆるめすぎないのがポイントです。 - 穴は「ゴムの真上」に「最小限」で開ける
ゆるめたゴムのすぐ上に、指で縦に穴を開けます。この時、関係ない場所まで崩さないよう、最小限の穴にするのが綺麗に仕上げるコツです。 - 毛束を通したら「左右にギュッ」と締める
穴に上から毛束を通したら、その毛束を左右2つに分け、ギュッ、ギュッと引っ張ります。こうすることで、ゆるんでいた結び目が締まり、トップに自然なボリュームが出ます。
この3ステップだけで、ただの一つ結びが、ぐっと凝った印象に変わります。
これが、難しい編み込みに挑戦しなくても、華やかさを出すための最も簡単で効果的な代替案なのです。
【髪の長さ別】基本の「くるりんぱ」応用アレンジ3選
基本の「くるりんぱ」をマスターしたら、あとは髪の長さに合わせて応用するだけです。ここでは3つの代表的なスタイルをご紹介します。
- 【ショート・ボブ向け】サイドくるりんぱ
耳の上の髪を少しだけ取って、サイドでくるりんぱを一つ作ります。作ったくるりんぱの結び目に、小さめのリボンピンなどを飾るだけで、顔まわりが華やかになり、演奏中に髪が邪魔になるのも防げます。 - 【ミディアム向け】王道ハーフアップくるりんぱ
耳の上から髪をざっくりと取り、後ろで一つに結んでくるりんぱ。これだけで、上品なハーフアップの完成です。シンプルなスタイルなので、少し大きめのリボンを結び目に飾ると、後ろ姿がぐっとドレスに映えます。シンプルなスタイルをアクセサリーで補完・強調するのがポイントです。 - 【ロング向け】ダブルくるりんぱポニー
まず、ハーフアップくるりんぱを一つ作ります。そして、残っている下の髪を、最初の毛束と合わせて一つに結び、そこでもう一度くるりんぱ。たった2回繰り返すだけで、まるで編み込みのような複雑な見た目になります。
さあ、最高の笑顔で「いってらっしゃい!」を
お守りプラン、いかがでしたか?
前日の準備と、たった一つの「くるりんぱ」さえあれば、もう何も心配いりません。
あなたはもう、「不器用なママ」ではありません。
娘さんの大切な日のために、愛情を込めて準備をした、素敵なヘアスタイリストです。
技術よりも大切なのは、あなたのその気持ちです。
あなたが自信を持って送り出す笑顔が、娘さんにとって最高のお守りになります。鏡の前で完成した髪型を見て、満面の笑みで「ママ、ありがとう!」と言ってくれる娘さんの姿が、目に浮かぶようですね。
素晴らしい一日になることを、心から応援しています!