ピアノのペダルは3本?いつから使うの?種類と練習の始め方を解説

ピアノのペダルは3本?いつから使うの?種類と練習の始め方を解説

お母さん、よく分かりますよ。娘さんの「これなあに?」というキラキラした目、嬉しい反面、ドキッとしますよね。特にピアノのペダルなんて、専門家でもない限り、知らなくて当然なんです。娘さんからの、ドキッとするけれど嬉しい質問。でも、ピアノの経験がないと、なんて答えたらいいか迷ってしまいますよね。

大丈夫です。この記事を読み終える頃には、3本のペダルの違いを娘さんに分かりやすく説明できるようになり、「お母さん、すごい!」と尊敬されちゃいますよ。

この記事では、難しい話は一切なし。ご自宅のピアノの種類がすぐ分かる「診断チャート」と、そのまま使える「説明セリフ例」も用意しました。この記事を、お母さん専用のカンニングペーパーにしてくださいね。


【一覧】ピアノのペダル3本の役割とは?右・左・真ん中の違いを解説

さっそくですが、結論からお伝えしますね。ピアノに3本ついているペダルは、それぞれ役割がはっきり決まっています。覚えるのは、たった3つのキーワードだけです。

  • 一番右:ダンパーペダル → 音を豊かに「伸ばす」ためのペダル
  • 一番左:ソフトペダル → 音を「弱める(または柔らかくする)」ためのペダル
  • 真ん中:色々ペダル → ピアノの種類によって役割が違う「特別」なペダル

いかがでしょう? これだけでも、かなりスッキリしませんか?
「真ん中のペダルって何?」という質問は、実は一番よく耳にする質問なんです。多くのお母さんが同じ疑問を持っていますから、何も心配いりませんよ。

次の章で、この「特別な」真ん中のペダルの正体を、一緒に突き止めていきましょう。


【ピアノの種類別】真ん中のペダルの機能は違う!アップライトとグランドピアノ

さて、ここがこの記事の一番のポイントです。
実は、アップライトピアノとグランドピアノというピアノの種類を比べると、特に「真ん中のペダル」の機能が決定的に違うんです。でも、見分けるのはとっても簡単。

下の「診断チャート」で、娘さんと一緒にご自宅のピアノをチェックしてみてください。


【1分で診断】うちのピアノの真ん中ペダルはどっち?

スタートの質問: Q. あなたのピアノは、背が高い「箱形」? それとも翼のような形の「グランドピアノ」?

・背が高い「箱形」であればアップライトピアノです。
マフラーペダル(練習用)なので、音を小さくして、夜でも練習できるペダルです!

・翼のような形であればグランドピアノです。
ソステヌートペダル(上級者用)なので、プロが使う特別なペダルです。弾いた音だけを伸ばせます!

※電子ピアノの場合は、メーカーによって機能が異なります。多くはグランドピアノと同じソステヌートペダルです!


ワンポイントアドバイス!

グランドピアノの「ソステヌートペダル」は、今は気にする必要はありません。

なぜなら、このペダルは特定の音だけを伸ばす高度な機能で、プロの演奏家が使うような難しい曲でしか登場しないからです。「こういうのもあるんだね」くらいに留めておき、まずはお子さんが一番使うことになる「右のペダル」に集中させてあげるのが上達への近道ですよ。


ピアノのペダルはいつから練習する?先生が教える最適なタイミング

「で、結局いつからペダルって使うんですか?」これも、本当によく聞かれる質問です。

ペダルを始める最高のタイミング、それは「楽譜のレベル」ではなく、「お子さんの耳が、音の響きの違いを楽しめるようになったとき」です。

ペダルは、ただ踏めば良いというものではありません。踏むことで音がどう変わるのか、響きがどう豊かになるのかを、自分の耳で聴き分けることが何よりも大切。その準備ができていないうちに始めてしまうと、ただの「足の運動」になってしまうんです。

ですから、「お友達はもう使っているのに…」なんて焦る必要は全くありません。お子さんの成長と、担当の先生の判断を信じて、その子にとって最高のタイミングを待ってあげてくださいね。


ピアノのペダル練習で音が濁る?親子でできる簡単なコツと声かけ例

いよいよペダル練習が始まったとき、お子さんが最初にぶつかる壁。それは、ペダルを踏みっぱなしにしてしまって、音が濁ってしまうことです。全ての音が混ざって、お団子のようになってしまうんですね。

そんなとき、お母さんからかけてあげられる「お助け言葉」があります。
これはセリフ例です。ぜひ、ご家庭で試してみてください。

パターン1:音が混ざってしまったとき

お子さん: 「なんだか音が変になっちゃった…」
お母さん: 「本当だ、音がみんな混ざって、お団子みたいになっちゃったね!一回足を上げて、リセットしようか。今度は、和音が変わるタイミングで、そーっと踏み替えてみよう。」


パターン2:音がブツっと切れてしまうとき

お子さん: 「音が繋がらないよ…」
お母さん: 「惜しい!音が次の音に『バトンタッチ』するまで、少しだけ待ってあげようか。『指を上げてから、ペダルを上げる』って順番でやってみよう。そうすれば、音が綺麗に繋がるよ。」

このように、失敗を責めるのではなく、音の状態を客観的な言葉で表現してあげること。そして、具体的な次のアクションを伝えてあげることが、お子さんの「耳」を育てる最高のサポートになります。


ピアノのペダルに関するよくある質問|足が届かない・電子ピアノ等の疑問を解決

ピアノのペダルに関するよくある質問をご紹介します。


Q1. 子どもの足がペダルに届きません。どうすればいいですか?

A. 「補助ペダル」という便利な道具があります。これは、台座とペダルが一体になったもので、小さなお子さんでも安定してペダル操作ができるようになります。様々な種類があるので、ピアノの先生に相談して、お子さんの身長に合ったものを選ぶのがおすすめです。


Q2. 自宅のピアノは電子ピアノです。ペダルは同じように練習できますか?

A. はい、十分に練習できます。最近の電子ピアノは非常に性能が良く、ペダルの踏み込み具合で響きが微妙に変わる「ハーフペダル」に対応しているモデルも多いです。ただし、メーカーや機種によって真ん中のペダルの機能が異なる場合があるので、取扱説明書で一度確認してみてくださいね。多くはグランドピアノと同じ「ソステヌートペダル」の機能が割り当てられています。


Q3. 楽譜にペダルの指示がありません。どうすればいいですか?

A. 最初のうちは、楽譜に書かれている指示(Ped. や * のマーク)がある曲だけで練習するのが良いでしょう。指示がない曲でペダルを使うのは、どの響きがその曲に合うかを自分で判断する必要があるため、かなり上級者向けのテクニックになります。まずは、指示通りに正確に操作できることを目指しましょう。


まとめ:ピアノのペダル3本の役割を理解し、お子様の練習をサポートしよう

この記事では、ピアノのペダルに関するお母さんの疑問にお答えしてきました。
もう一度、大切なポイントを振り返ってみましょう。

  • 3つのペダルの役割は「伸ばす」「弱める」「特別」
  • 真ん中のペダルは、アップライトピアノなら「練習用」、グランドピアノなら「上級者用」
  • ペダルを始めるタイミングは「レベル」ではなく「耳」。焦る必要は全くありません
  • ご家庭では、音の変化を言葉にしてあげる「お助け言葉」が効果的です

もうあなたは、娘さんにとって最高の音楽サポーターです。専門的な知識をすべて覚える必要はありません。この記事で得た自信を胸に、お子さんの「なぜ?」という好奇心に、笑顔で向き合ってあげてください。

さあ、この記事をブックマークして、まずはご自宅のピアノの前に娘さんと座ってみましょう!そして「この真ん中のペダル、実はね…」と、今日学んだことを話してあげてください。


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